みなさんおはこんばんにちは!
見ていたけどいまいち内容を覚えていないアニメは「ふしぎ遊戯」、ワーママえりんごです♪
前回の「勇者、辞めます」の次は、女子高生の青春を描いたアニメ「TARI TARI」(2012)を見ました!
今日はその「TARI TARI」のレビューをします。
10年前の古いアニメですが全くそれを感じさせない作画に驚き!
むしろデジタル化が進んだ今のほうが雑な作画がたくさんあるので、とても丁寧に作画された作品だと感じされられます。
私は週に1本はアニメを見て、年間で40本近いアニメを見ます!
今日はそんなえりんごが、アニメ「TARI TARI」の内容についてお話します。
この記事のまとめ!
・合唱部のJKたちが織りなす爽やかな青春劇
・本筋と並行するそれぞれの物語がうまく絡み合っている
・もう一度青春がしたい、そんな大人に送る物語
TARI TARIとは
あらすじ
<大人と呼ぶには幼く
でも自分達はもう子供ではないと思っている高校生。>
ある日を境に音楽から離れた坂井和奏(さかいわかな)。
歌うことを諦めきれない宮本来夏(みやもとこなつ)。
親友のために力を貸す沖田紗羽(おきたさわ)。
笑ったり喧嘩したり恋をしたり…。
ありふれた日常を送りつつ、少しずつ少しずつ前に進む少女達。
時には回り道しながら、ひとりでは無理かもしれないけど
親友がいればいつかきっと――。
和奏、来夏、紗羽そして彼女たちの奏でるアンサンブルが、音楽の力が
小さくも煌びやかな物語を紡ぎ出す。
高校生最後の夏。
それは夢を諦めるには早すぎる季節。 江ノ島に響く歌声が今日も僕らを勇気付ける。
引用:TARI TARI公式
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登場人物
坂井和奏
1話の時点では分かりにくいですが、元々は舞台である白浜高校の音楽科に在籍していました。
ところが何らかの事情で普通科に転科し、制服も音楽科の制服のまま。
音楽の才能にあふれているにも関わらずの転科に、声楽部顧問でもある教頭に睨まれている。
本当は音楽が好きなのに、亡き母を嫌い、音楽を嫌い、自分に嘘をついて生活する和奏。 初めは合唱を一生懸命にやりたい来夏とぶつかり続けるが…。
宮本来夏
元々は声楽部に所属していたが、2年の発表会であまりの緊張に大きなミスを犯す。
それ以来、顧問の教頭に歌わせてもらうことができず、沈んだように毎日を送る。
ある出来事をきっかけに声楽部を退部し、自分で合唱部を作ることに。
自身の弟を無理やり部員にするなどなんとか頭数はそろえたが、大舞台でトラブルが起きて…。
沖田紗羽
紗羽は馬が大好きで、祖父から譲り受けた馬を大切に育てている。
将来の夢の実現に向けて日々努力をするが、安定した生活を望む坊主の父に大反対されている。
とても優しく明るい紗羽だが、反面自分の悩みを周りに相談することができず、ひとり悩んでいた。
田中大智
部員1名のバドミントン部に所属し、プロになることを夢見て日々鍛錬している。
人数不足を理由に廃部の危機に立たされたが、同じく人が足りない合唱部と合流することで難を逃れる。
最初は合唱に前向きになれなかった大智だが、友人たちとの交流をもとに徐々に歌にハマっていく。
そして訪れた最後の県大会、全国を目指す大智の結果は…。
ウィーン
およそ12年ぶりに日本に来た帰国子女の青年で、明るく前向きなムードメーカー。
いい加減な日本語の参考書を見て勉強してきたためトンチンカンな言動をし、周りからいじられる
しかし、あるときはアツく、あるときは陽気なウィーンの姿に、仲間たちはそっと背中を押されていた。
「TARI TARI」とは?
タイトルにある「TARI TARI」。
公式サイトにも言及はなく、あくまで想像するしかないのですが、タイトルが毎回「〇〇たり、〇〇たり」となっていることを考えると、そこに女子高生という大人でも子どもでもない彼女たちの不安定な心情を表しているように思います。
実際、話の内容的にも様々な展開がありますし、それにともなって彼女たちの心も大きく小さく揺り動かされていきます。
アニメのコンセプトを絶妙に表現した素敵なタイトルだと私は思います。
えりんごの感想
鎌倉が舞台で、親近感&没入感MAX
舞台は鎌倉。
美しい海辺の国道を自転車で走るシーンはとても爽やかで、まさに江ノ島の海岸線といったところ。
白浜高校に向けて登る坂には江ノ電の線路があり、そこはまさに「スラムダンク」のOPで描かれていた踏切。
おそらく一度は見たことある場所なので、「あっ!」と思う人は多いはず。
私は鎌倉が好きで年に1回は遠出をして足を運ぶのですが、鎌倉から江ノ島に行くときには必ず通る場所。
とても親近感がわきます。
そしてそこで繰り広げられる物語ということで、どこか親近感すらわいてきます。
行ったことのない人はわからないかもしれないですが、街の描き方がとても丁寧なので、地元感あふれる舞台にどこか懐かしさを感じられるのではないでしょうか。
丁寧に作り込まれたキャラ設定とストーリー
基本的に5人のメインキャラクターを中心に話が進むのですが、一人ひとりにしっかりとした背景があり、それを冗長さもなくコンパクトに表現しているのは本当に素晴らしいと思います。
そして、それぞれの物語には言動に至るための必然性があり、そしてそれが物語に影響し、良くも悪くも関わっていく。
たった13話の物語ですが、この短さでこれだけ描けたのはさすがとしか言いようがありません。
ストーリー自体もとてもシンプルでありつつ、それぞれの背景にきちんと光が当たり、終盤に向けて一つにつながっていく感じがとても心地良いです。
「勇者、辞めます」でも書いたのですが、「話数に合わせるためにご都合的にショートカットする」みたいな感じもまったくなく、話と話の繋がりもしっかりしていて「シームレス」に見られます。
動画サイトの評価がほとんどマックスに近かったのも頷けます。
私の評価は★4、もう一度青春がしたいあなたへ
私の評価は★★★★☆!
なにが良くないわけではないのですが、やっぱり頭の悪い空回り元気キャラ(来夏)って嫌いなんですよね。
例えば「この素晴らしい世界に祝福を」の女神・アクア。
本当にろくなことしないし、余計なトラブル持ってくるし、かわいいところもなくはないけど、まあとにかく全体的にウザい。
このすばはやっぱりめぐみんですよね!ダクネスもあのドMっぷりが最高です!カズマのどエロキャラもたまらないですよね!うーん、やっぱりアクア様は要らない子ですね。
話が逸れましたが、とにかくああいうキャラが嫌いなのですよ。
来夏の無鉄砲な振る舞いや言動にちょいちょいイライラさせられるし、それになぜかなびいてついていってしまっている感じがモヤモヤ…。
あとは引用のあらすじにあった「恋愛」要素が薄々なのがちょっと不満でした。
合唱部をめぐる大人と子どもの葛藤(ネタバレあり)
無鉄砲でアツい来夏と、闇を抱え憂い気な和奏
上にも書いた通り、とにかく計画性がなく、言ったことを守れないこともある来夏が本当に嫌です。
何かを成し遂げようとするパワーは本当に素晴らしくて、結果的に素晴らしいものを作り上げるのですが、それでもやっぱり結果論です。
そもそも前年の発表で失敗をして(しかも緊張が原因)干されたのに、そこから何もアクションを起こさずいたのはなぜなのだろう。
かと思いきや急に思い立って声楽部を退部して合唱部を立ち上げて、弟やその友人を無理やり勧誘して最終的にまともに発表ができなかった(校長のせいだけど)。
「恥の上書き!」ってなんか名言っぽく言っているけど、自分だけさっさと忘れておいて、巻き込まれている方はたまったもんじゃない。
そしてそれに付き合わされる和奏だけど、頭数には入るけど何もしませんというスタンスながらピアノは弾いちゃう。
なし崩し的に歌うことになるけど、まあそこは分かる。
でもそこに踏み込んでピアノまで弾くなら、もう少し合唱部のみんなと打ち解ければよかったのに。
結果的にこの2人についてきた3人が神がかり的に良い人たちだからまとまっていたけど、完全にこの2人に引っ掻き回されている。
最後の最後まで自分の問題として内に秘めていた紗羽を見習ってほしいものです。
あと紗羽は可愛い(私の推しです)。
主人公が主人公ポジションを奪われている
私はこのアニメを観終わってレビューを書くために公式サイトを開くまで、和奏が主人公だとは思いませんでした。
序盤で最も出演して話を回すのが来夏だからです。
まあ今振り返れば和奏が花を父に活けられてしまっているシーンからスタートしているから、たしかに主人公だったんだなあと今では思うけど…。
でもやっぱり話を中心で回しているのは来夏で、後半に入るまでずっと横でモヤモヤしている和奏はやっぱり主人公の座を奪われてしまっていると思う。
男子が良い人すぎる
とにかく男子が良い人たちすぎる。
まず大智。
プロにまでなりたいと思っているのに、大会に出るためとは言え合唱部の練習に参加している。
最後の大会で全国を目指しているにも関わらず、バドミントンをバトミントンとかバドミと略す程度の人たちが会場に来てミーハー丸出しで騒ぎまくっていても、何も言わない。
ウィーンはまあ性格もあるけど、なんでもかんでもいいよオッケーうふふ~とローラよろしくお手伝いしてくれる。
商店街の依頼にも快く承諾し、身を挺して犯罪者を捕まえたりしちゃう(まあそういう性格ですし)。
5人の中で一番背負っているものが少ないし明るく軽い性格からずーっとムードメーカーだった。
この2人がいなかったらあの3人は前に進めていない気すらする。
そしてこの2人は最後の白祭に向けて一番努力している。
とにかく男子が良い人たちすぎる。
この子の想いは決着をつけてほしかった
大智が白祭の大道具を担うことになって、絶望的な絵心のなさを指摘された結果、美術部の知り合いに頼むことになる。
その友達が代価として要求したのは「紗羽のピン写真」。
これ自分だったら絶対紗羽に頼めないなって感じだけど、彼は深く考えずに安請け合いしてしまう。
それで仕方なく大智は紗羽に写真を依頼しに行くんだけど、1人振り付けを考えて踊っている紗羽をこっそり見て、大智の胸が「トゥクン…」ってなってしまうんですよ!
もうこの甘酸っぱい展開「やっときたかー!」って感じです。
それで紗羽にお願いして写真を撮ってもらうんですが、ちゃんと窓際の光量の多い場所で上からの目線ばっちりピン写真をポーズ付きで撮らせてあげるんです。
「早く撮って」と急かす紗羽、見惚れてトゥクトゥクしている大智…。
でも結局最後までこれに決着つかないんですよね。
美術部の友達にはその良い写真はあげずに、隠し撮りした右斜後ろからの遠い写真を送って、相手は満足。
結局、あの写真は自分だけのものにしています。
もう恋じゃん。
でも一応最後の海岸のシーンで周りからいじられているんですよね。
「なにか言うことないのー」みたいな感じで。
ん?いつの間にみんな知ってた?そのくだりなかったよね?
あそこでグワッと告白の流れにいってもよかったなー。
さすがに理事長の動きは不自然すぎる
しかし、終盤で突如出てきた理事長は不自然でしたね。
まあよくある理事長と校長の対立ですが、急に廃校にしてマンションを建てます、今すぐにでも工事を始めるから白祭を中止にしなさい、って…。
校長は「少子化で生徒が集まらないから」って言っていますけど、そんなになるまで放っておいた理事長は無能としか言えないですね。
そしてそれだけ強権的に進めているのに、白祭当日にたった数人観覧者が来ただけで諦めて帰る。
この人はいったい何をしたかったのだろう…ただただJKの前でパンツを晒しただけでしたね。
大人のエゴと子どものエゴ
この物語の大きな軸になっているのは、大人と子どもの対立。
騎手の夢を諦めさせて堅実な生活をさせたい父 VS 女性騎手として夢を叶えたい紗羽。
自身の信じる道が疑いないと横暴を振るう教頭 VS 音楽は楽しむものだと抵抗する来夏。
目先の利益だけを考えて廃校にしようとする理事長 VS 高校生の青春を奪うなど戦うJK。
大人のエゴと、子どものエゴと、どちらも同じエゴながら、やっぱり青春劇だと大人が悪く見える。
青春って、大人や社会、権力への抵抗とも言えるのかなと思いました。
個人的推しはやっぱり
個人的な推しは断然、紗羽です!
とにかくひたむきで一生懸命でかわいい!
髪型的にはポニーテールが好きなので和奏が好きなんですが、声優さんの声が自分的にはハマってないんですよねえ。
紗羽はスタイルもいいし声優さんのイメージもピッタリで、もう推し推しです!
ちなみに紗羽の声優さんは「早見沙織」さん。
鬼滅の刃では胡蝶しのぶ、今放送中のSPY FAMILYではヨルを演じておられる方です。
今から10年前の早見沙織さんの声は、全然早見さんらしくなく(といえば失礼ですが)、この記事を書くにあたって調べなければ分からなかったくらいです。
そういえばウィーンの声優さんは「花江夏樹」さん!
竈門炭治郎の声優をやられている方ですね!
鬼滅の8年も前にすでに共演していた2人、きっと「お久しぶりです!」みたいな感じだったのではないでしょうか。
アニメが好きになると声優さんも好きになりますよね!
TARI TARIはU-NEXTで観られます!
さて、10年も前の作品なのでどこで見られるかという話になりますよね。
実は、U-NEXTで観られます!
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U-NEXTとは
U-NEXTは2007年にサービスが開始した老舗サービスで、見放題作品数がNo.1の動画配信サービスと言われています。
動画コンテンツは定額制(いわゆるサブスク)なのでいくらでも観られます。
漫画、ラノベ、雑誌などはポイント制なのでご注意を。
U-NEXTの特徴は?
特徴① 老舗サービスゆえの圧倒的な作品数
申込みから31日間は動画見放題、漫画類読み放題のお試し期間があります。
お試し期間中に解約しても費用は一切かかりません。
見放題作品数No.1と言いいましたが、このNo.1はなんとなくごまかした「よくある1位」ではありません。
第三者機関の調査により、AmazonプライムビデオやTSUTAYA TVの2倍の作品数があることが示されています。
調査した全7カテゴリーのうち5つでNo.1を誇り、残りの2つも2位という作品数の多さ。
U-NEXTになかったらもうどこにあるのかといった感じです。
老舗サービスゆえにメリットも多く、例えば最新作がどこよりも早く見られたりします。
最新の流行にお得に乗りたい!という人にはもってこいのサービスです。
特徴② 毎月もらえるポイントでお得に漫画類を読める
契約すると、毎月1200円分のポイントがずっと貰えます。
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お試し期間中には600円分のポイントがもらえますが、例えばそのポイントで読めるものは「鬼滅の刃 全20巻」。
「20巻」だけではなく、「全20巻」!
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これを聞けば、毎月1200円分のポイントがもらえることの凄さを感じていただけたことと思います。
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U-NEXTでもらえるポイントの凄さは3つあります。
まず、上にあるように漫画や雑誌などを購読することができます。
次に、最新映画のなどはDVD・Blu-rayの発売と同時に配信が開始し、その映画をU-NEXTポイントを使って視聴することができます!
動画のサブスクって観られる映画がかなり限られている印象ですよね。
でも最新作を観られる!これってすごすぎません?
そして一番すごいのは、ポイントが映画券に交換できる!
でも、限られたマイナーな映画館でしょ?いま、そう思いましたね?私もそう思っていました。
提携先すごいですよ。
AEON CINEMA、MOVIX、ピカデリー、109CINEMAS、MOVIL…他にもあります。
映画好きにはたまらないですね、過去作を堪能して劇場へGO!最高!
値段
さて、気になるお値段ですが、これだけ充実のサービスなので高額だと思いますよね。
月額2189円(税込み)。
安くはないです、そりゃそうです、こんなにサービスが付随しているんですから。
なんなら紹介していなものも上の倍以上あります。
でも思い出してみてください。
1200円分のポイントがつくんです!
つまり、U-NEXTは実質989円で入会できます!
値段だけで選ぶならAmazonのPrime Videoが500円で安いです。
しかし、動画本数だけでアマプラの2倍、そこに漫画類やアマプラにないサービスがゴソッとついているのですから、もう迷うことはないんじゃないかと思います。
U-NEXTに入会して、ぜひTARI TARIを見てくださいね!
(そういえば2012年のTARI TARIも配信されてるんですね。さすがの作品数。)
この記事のまとめ!
この記事のまとめ!
・合唱部のJKたちが織りなす爽やかな青春劇
・本筋と並行するそれぞれの物語がうまく絡み合っている
・もう一度青春がしたい、そんな大人に送る物語
今日もお読みいただきありがとうございました!
アニメレビューって需要があるのかさっぱり分からないですが、みなさんに作品の良さが伝わったらいいなと思って書きました。
今後もアニメのレビューをしていくので、ぜひまた見てくださいね!
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それではまた次の記事で会いましょう。えりんごでした♪
名前:えりんご 生息地:日本の真ん中 家族構成:夫、息子、私
アラフォーで1児のママ。大学で教員免許を取得するも、卒業後に専門学校に通いエッセンシャルワーカーに。ポイ活歴10年、クレカ保持枚数10枚以上。学生時代に打ち込んだスポーツの経験を元に栄養やトレーニングについても勉強し、日々の子育てで実践中。